クラウドファンディングは多くの事業体が仕組みを提供していることもあり、公開されているプロジェクトは数十にも及ぶと言われています。多くのプロジェクトは資金を必要としており、資金があれば成功するかのように見えるプロジェクトばかりです。しかし、クラウドファンディングが始まって数年、成功するプロジェクトばかりではありません。中には大きな損失を出したとか、失敗して何も得られなかったというプロジェクトも多数あります。
日本でもクラウドファンディングは大きなチャンスを得られるので参加をしているプロジェクトが多いですが、中には怪しいプロジェクトも少なくありません。クラウドファンディングにおいて危ないと言われるプロジェクトの特徴は2つあると言われています。1つは完成させるまでの期間に対してスケジュールが曖昧な場合です。長いものでは数年かけて行なわれるプロジェクトもありますが、プロジェクトを完成させるためのスケジュールが曖昧だったり、土台となる技術や人員の説明が足りないという場合もあります。
2つ目はリターン品が調整中という場合です。完成させるプロジェクトははっきりしているのに、投資に見合ったリターンを用意していなかったり、用意しているリターン品が途中で変更予定だったりと投資者に対して誠実な対応をしていない場合です。特に製造業のプロジェクトに多く、プロジェクトの進捗でリターン品を決めるという場合もあり、注意が必要です